野麦峠で有名な高根で今年もえごまの播種(種まき)をしました。
今年はいままでにない暖冬だったこともあり、春も早いです。
去年よりかなり時期が早いですがゴールデンウィーク中に行いました。
えごまの播種(種まき)の方法は絶対という決まりはありません。
その土地や農家によっても違ったりします。
高根の畑では畝(うね)を作らない「ばら撒き」で種まきをします。
まず畑打ちをします。
ここでえごまの種をまいて後に芽が出たら定植(植え替える事)するのです。
この段階はそれほど神経質にならなくても大丈夫です。
別の方法で何本か溝を作り、そのすじにそって種まきをするやり方もあります。
すじ蒔きのほうが、溝にそって芽がでるので作業人数が多い場合はいいかもしれませんね。
ばら撒きよりすじ蒔きのほうが播種用の畑を大きく作る必要があります。
種まきが終わったら覆土しますが、あまり土をかけてしまうと光が届かなくなり芽がでません。
土を少しかけるぐらいで十分です。
ばら撒きの場合、種をランダムに蒔いているので覆土にはコツがいります。
初めて種まきをする場合などは面倒ですがすじ蒔きをお勧めします。
えごまはイノシシやシカが嫌う匂いを出すため獣害に強いですが、鳥には弱いです。
播種した後、覆土も薄いためそのままにしておくと鳥に種を食べられてしまうので↑のような鳥よけ網をかぶせます。
2週間~1カ月ほどで芽がでてきます。
今年も沢山えごまができますように!