飛騨えごま本舗は岐阜県HACCP導入施設として認定されています。
「HACCP(ハサップ)」とはNASAが開発した食品の衛生管理に関する手法のことを言います。
日本でも2020年の東京オリンピックに向けて段階的に義務化の方向になっています。
HACCPとは
HACCPとは以下の言葉の頭文字をとった略語で、食品を製造する際に安全を確保するための管理手法のことを言います。
- 「Hazard(危害)」
- 「Analysis(分析)」
- 「Critical(重要)」
- 「Control(管理)」
- 「Point(点)」
日本語では直訳のまま「危害分析重要管理点」と呼ばれます。
HACCPでの管理とはどのようなものか?
食品の製造・出荷工程の「どの段階でどのような危害が考えられるか」を予測・分析し、管理する事で被害を未然に防ぎます。
現在主流の完成品の中からランダムに製品を抜き取りチェックする「点」の管理と違い、各工程での危害を明確にし管理方法を決定、継続的にチェックすることで食品製造での危害発生を未然に防ぐことを目的としてます。
六次産業化事業者としてのHACCP
弊社は六次産業化事業者として認定されています。
六次産業化とは
- 農林漁業者(1次産業)
- 食品加工(2次産業)
- 流通・販売(3次産業)
上記の3つの産業に取り組むことからつけられた名前です。
通常のHACCPは上記の「食品加工(2次産業)」のみの場合が多いですが、弊社は六次産業化事業者としての1次産業の栽培から含めて考えています。
原材料へのこだわりと品質への自信
弊社の「飛騨生搾りえごま油」は飛騨地方原産のえごましか使用していません。
自社で生産するものだけでなく、顔の見える農家の方にもご協力いただき質の良いえごまの栽培をおこなっています。
飛騨地方で代々引き継がれている在来えごまをしっかりとした品質管理でお客様にお届けする事が弊社の役割です。
岐阜県HACCP導入施設認定制度
弊社が認定を受けた制度は岐阜県が実施する制度です。
参考ページ:岐阜県HACCP導入施設認定制度について
平成30年3月16日の時点で認定施設は34件です。岐阜県に多くある食品加工施設でまだ34件しか認定されていませんが、取得が義務化されることにより認定施設は増えていくと思います。
参考ページ:HACCP義務化 東京五輪までに施工 食品衛生法国会論議へ
飛騨えごま本舗は平成29年12月27日に「31番目」に認定を受けました。
これからもお客様へ安心安全と品質の良い飛騨えごま油をご提供していきます。