えごま栽培:日本一高い場所にあるえごま畑

一般入山禁止のえごま畑
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今回は「飛騨えごま本舗」で栽培しているえごま畑の一つ、高山市の野麦峠の畑を紹介します。
Wikipedia「野麦峠」
日本で一番高い場所で栽培されているエゴマ畑と思って多分間違いないと思います。
野麦峠でえごま栽培高山市街から約50キロ弱、乗鞍岳に手が届きそうな場所にあります。

野麦では霧、下界では雲えごま畑の定植に来た日はあいにくの天気で乗鞍岳は見えませんでしたが、晴れた日は北に乗鞍岳、南に御嶽山が望まれる絶景の場所です。
上の写真は寒暖の差で発生した霧です。空にUFOのようなものが2つ映っていますが、残念ながら虫です(^_^;)

野麦では「霧」ですが、下界(高山市街など)から見ると「雲」と呼ばれます。
標高の違いはこういう所でもわかります。

一般入山禁止のえごま畑「飛騨えごま本舗」のえごま畑は、一般人入山禁止の場所にある隠れ畑?です。

野麦の山は、猿、イノシシ、熊、野鳥が人里の畑まで降りてくるので普通の野菜は収穫は困難を極めます。
えごま畑の周りも昔は沢山野菜畑があったようですが、猿とイノシシに荒らされてしまい、現在は放置農地になっている所も多くあります。

そんな中で、シソ科であるエゴマは野生動物が苦手とする「ペリラケトン」という芳香物質を含んだ臭いを発するので、野生動物が近寄ってこないため、害獣による食害をまねがれているのです。これは江戸時代に書かれた農書にも指摘されているようです。

また、冷涼地、やせ地でも栽培できるので、飛騨地方の農作に適した作物なんですね。また、近年の研究で高地で栽培されたエゴマの成分は他の地域のエゴマより優れている面があるとの発表があるようです。これは近々記事にします。

栽培に関しては利点が多いエゴマですが、その収穫には大変な手間がかかります。
また、近年注目されている効果効能についてあまり知られていなかったため、栽培農家が減ってしまっているのは残念な事です。

「飛騨えごま本舗」はエゴマが飛騨ブランドとして地域活性の一つになるように飛騨の皆さんと協力していきたいと考えています。

すべて手作業、えごま畑入山禁止の柵のある山道から奥に進むと開けた場所になります。そこに「飛騨えごま本舗えごま畑」があります。
えごま栽培:えごま(あぶらえ)の種蒔きをしました!で紹介したエゴマの苗も所狭しと育ちました。

えごま苗えごま苗定植密集しているので、育ちもバラバラです。その中からよく育っているのを本畑に移し定植していきます。

細い苗はこのまま残すことで間引きされた形になり、立派に育つので一石二鳥です。

手植えで定植えごま畑手植えで畑に植えていきます。私も泥だらけになりながら一緒に作業していたので作業途中写真はありません(^_^;)

定植完了えごま畑、根付くのを待つ今回の畑の定植は完了しました。
飛騨えごまは完全無農薬で栽培しているので、ここからは雑草と虫との戦いになります。
今年は寒い時期が長かったので定植する時期が少し遅くなっています。11月過ぎが収穫予定ですが、収穫前に霜が降りると枯れてしまいます。

野麦は霜が降りるのも下界より早いので時間との勝負と言う事になりそうです。

まずは、夏のえごまの葉の収穫が楽しみです。(*^▽^*)

えごまの葉は独特の香りがあり食欲が増進します。
サラダ菜のように生食する。キムチや味噌漬けにする。醤油漬けなどの漬物にする。乾燥させてお茶にするなど利用方法も沢山あります。
夏の収穫時はレシピも紹介する予定です。

閑話休題:
野麦峠は「あぁ野麦峠」という映画で一躍有名になったので知っている方も多いと思います。
かくゆう私は、映画公開時に小学生で、学校の行事として映画を観に行きました。
一番記憶に残っているのは、映画途中にあった濡れ場のシーンを生徒に観せないように、先生達数人が映写機の前に立ち、映像は見えないのに濡れ場の声だけは館内に響くという状況により子供たちが盛り上がり騒然となった事でしょうか(^_^;)
内容はほとんど覚えてません・・・

子供の頃にはあまり面白くないと感じた内容でしたが、今観ると違うのだろうなぁとは思います。
レンタルされてるのかな?

 

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