サルモネラ菌の症状
サルモネラ菌による食中毒を、サルモネラ感染症といいます。
潜伏期間は平均8~48時間で、毎年、多くの人が感染しています。
その症状は、激しい腹痛、吐き気、下痢が起こり、血便が出る場合もあります。腹痛はかなり激しい痛みで、繰り返し襲ってきます。下痢は食中毒の中ではもっとも強い部類に属し、下痢もほとんど水のようなものが多く、緑色かかっていることがあります。
それに加え、高熱がでます。
このような症状が半日~4日ほど続きます。
サルモネラ菌食中毒の原因と予防
サルモネラ食中毒の原因は、食肉と卵などが主な原因食品と言われています。近年では鶏卵のサルモネラ汚染率が増加しています。卵内にも菌が認められることもあるようです。
予防方法としては、食肉や卵などの食材は十分加熱する・調理器具を清潔に保つ・調理後は早めに食べる・長期間の保存は極力避ける。などがあります。
同時にペットからの感染も多いので気をつける必要があります。いくらかわいいからと言って、口移しで何かを食べさせたり、口などを舐めさせることは避けた方がよさそうです。特に、小さな子供、老人、免疫が弱まっている人が感染した場合、重症となりやすいため、特に注意する必要があります。
ペットと触れあった後は手を洗う。なども意識した方がよいでしょう。
熟成黒にんにくの殺菌効果の証明
下の写真は、熟成黒にんにくにサルモネラ菌を加えたものです。
その後、6時間経過した結果が下の写真です。
滅菌され、菌がかなり減少したことがみてとれます。
写真のクオリティの問題でわかりづらいですが、黒にんにく混合液を培養後はサルモネラ菌が激減しています。黒にんにくを毎日食べることで、食中毒などの予防にも効果が期待できます。