昨日、JA飛騨さん本社にて、飛騨あぶらえ研究会の意見交換会が行われました。
あぶらえ(えごま)を栽培されている農家の方も多数集まり、昨年の収量やそれぞれの栽培、収穫方法についての情報交換など活発に行われました。
昨年からのえごまブームにより問い合わせはありますが、やはりネックは収量にあります。農家の高齢化もそうですが、やはりエゴマの栽培から収穫には手間がかかるため、収量をやみくもに増やすこともできないというジレンマがあります。
しかしながら岐阜県中山間農業研究所で、飛騨えごまの成分分析をしていただいた結果として、高知寒冷地で栽培されたあぶらえ(エゴマ)のオメガ3含む成分含有率は高く、貴重なエゴマであることも確かです。
特に最近のブームに便乗して、中国や韓国産などのエゴマや、産地不明のえごま油などが数多く市場に出回っており、健康のために食するえごまが逆に体に害を及ぼす可能性なども出てきています。
そんな中、飛騨えごまは純国産、それも飛騨地方でのみ栽培された安心安全のあぶらえ(えごま)です。
あぶらえ研究会では栽培した人が一番に健康であること、地元人が健康であることを大切にすることが第一目標ですが、より多くの人にあぶらえ(えごま)を楽しんでいただくためにはどうしたら良いかも常に考えています。
今回はエゴマ葉を使ったおにぎりや、えごま実を使ったチャーハンなどの試食会も行われました。
えごま実チャーハンは、プチプチした食感がとてもおいしいですよ。
すでに去年収穫したあぶらえ(えごま)は今年栽培用の実をよけると残り僅かとなりました。
今年は収量が増やせるかどうかが勝負です。