えごま油を選ぶとき「原産地」を意識しましょう。
必須脂肪酸「α-リノレン酸」が「認知症予防」や「美容」に効果が期待できると学会で発表されました。
この「α-リノレン酸」が手軽に摂取できるとテレビや書籍で注目されているのが「えごま油」です。
厚生労働省が推奨するα-リノレン酸摂取量は成人男性で1日2.0~2.4g(成人女性は1.6~2.0グラム)
えごま油ならたった1日小さじスプーン1杯(4g)です。これなら毎日の健康習慣としても続けられますね。
そして、毎日続けるからこそ、原材料の品質にはこだわるべきです。
![えごま油は一日小さじ一杯](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2015/07/スプーン画像-e1480557685527.jpg)
健康のためといいながら原産地が海外など、どこでどのように栽培されたか不明なものを口にするのは根本的に間違っています。
また、質の悪い油は酸化などの影響で独特の臭いや風味があったりするので、毎日続けることがストレスになるだけでなく酸化した油は身体に悪い影響を与える場合もあります。
健康になりたいのに”原産地が不安な食材”や”酸化した油”を食べてストレスを溜めたり体調を崩してしまったら本末転倒です。
そんな皆さんにオススメするのが、飛騨えごま本舗の「飛騨生搾りえごま油」です。
オススメする理由は大きく分けて7つあります。
理由1:飛騨地方で受け継がれている伝統食の「飛騨えごま」
飛騨えごまは岐阜県飛騨地方で「あぶらえ」と呼ばれ昔から代々受け継がれた実で栽培したものをいいます。
高地寒冷地という厳しい環境で育つ「飛騨えごま」は風味もよく常用食として食されている伝統食です。
実をすり潰して、おはぎにしたり五平餅や和え物のタレにしたり、搾って油にしたりと様々な用途で食しています。
![あぶらえおはぎ](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2015/10/1130-19.jpg)
飛騨えごまの風味は奥深いコクがあり、どんな料理にも合います。
またクセがなく油なのにサラッとしているので、そのまま飲んでも美味しいです。
私は、母の作る「えごまダレ」で育ちました。このタレを餅に付けて食べたら5個ぐらいペロリと食べてしまいます。
食材としての飛騨えごまは「おいしい」からこそ代々受け継がれてきたのです。そして現在「健康」の方に注目が集まっているのです。
理由2:飛騨えごま油は、栽培者も栽培地も明確だから安心安全!
飛騨えごま本舗で扱うえごまは、すべて飛騨産で栽培者も栽培地もわかります。
![背丈ほど育ったものもあります](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2016/08/image-45.jpeg)
「どこで」「誰が」栽培したのかがわかっているからこそ自信をもってオススメできます。
![お疲れ様でした。](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2016/06/IMG_8749.jpg)
はたらくねっとの皆さん(写真↑)も丹精込めて栽培してくれました。
理由3:飛騨えごま油は、昔ながらの収穫方法です
収穫した「飛騨えごま」は、人の手により「水洗い」「選別(ゴミ取り)」作業を丹念に行っています。
![専用棒で叩いてエゴマの実を落とす](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2015/11/1106-03.jpg)
昔ながらの方法で大変ですが、えごま収穫には「簡単」という言葉がありません。
![刈り取り](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2016/11/IMG_2042-e1480500040746.jpg)
収穫の時期になると、少しの振動でもポロポロと実が落ちます。できるだけ振動を与えないように伐採していきます。
理由4:飛騨えごま油は、汚れとゴミ除きにも妥協しません。
ゴミ取り工程
収穫したえごまをふるいにかけ、唐箕(とうみ)を使い軽いゴミを吹き飛ばします。
![次のよりわけ](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2016/11/IMG_2044.jpg)
ゴミを除いたのち、天日干しして乾燥させます。天日干しすることで紛れ込んでいる虫を逃がす効果もあります。
![天日干しします](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2016/11/IMG_2047.jpg)
天日干しして乾燥したえごまですが、この状態ではまだ実に泥や汚れがついたままなので水洗いして汚れを落とします。
水洗い工程
見た目にはわかりにくい汚れですが、この汚れが付いたまま風味に影響してしまうのです。
![えごま水洗い](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2016/11/IMG_2209.jpg)
水洗いして汚れを落としたえごまを、もう一度天日干しして乾燥させます。
![天日干し](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2016/11/IMG_2231.jpg)
天日干しして「えごま」がしっかり乾燥したら、最終工程の「選別」に入ります。この作業が一番大変です。
最後の仕上げの「目選別」を行います。
収穫後、ゴミ取り、水洗い、乾燥の工程を経て、最後の仕上げとして「目選別」を行います。言葉通り「人の目」で見てゴミを除く作業です。
![1130-01](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2017/07/1130-01.jpg)
飛騨えごま本舗では、通常は「1人単位」で行う選別作業を、3~5人の「チーム単位」で行い選別の質を上げています。
一つの容器に入れた「えごま」を数人の目で順番に確認していくので手間も時間もかかります。
しかし、お客様に高品質の「飛騨えごま」をお届けするためには必要な工程です。
![0707-04](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2016/07/0707-04.jpg)
おばあちゃんチームにもお願いしています。皆さん昔から冬場の夜作業としてえごま選別をされてきた人ばかりです。
飛騨えごま本舗のエゴマは、これだけの手間をかけているから自信を持ってお勧めできるのです。
理由5:岐阜県HACCP導入認定施設で搾油します。
飛騨えごま本舗は、自社の搾油場で搾油しています。
飛騨地方唯一の搾油所であり、岐阜県HACCP導入施設として認定されています。
参照リンク:岐阜県HACCP導入施設認定制度について
![岐阜県HACCP](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2018/03/HACCP_ブルーTOP2.jpg)
お客様に口に入るものなので妥協する事無く安全管理しています。
搾油からお客様へのお届けまでをすべて自社内で行い品質管理を行っているのです。
理由6:飛騨えごま油は、「完全受注生産」で新鮮搾りたてです。
えごまは酸化しやすい油です。
そして、酸化はいつから始まるか知ってますか?
えごま油の酸化は「搾った時」から始まるのです。
エゴマの実は抗酸化作用のあるポリフェノールを多く含んだ殻に包まれているので適切な保管をしていれば2年たっても畑に蒔けば芽がでます。
これは「実が生きている」状態だからです。
![IMG_7675](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2017/11/IMG_7675.jpg)
でも油として搾った時点から「空気」「光」による酸化がはじまるのです。
搾りたてにこだわる
生産効率だけを考えれば一度に多くの搾油を行った方が良いです。
しかし、弊社はできるだけ新鮮なえごま油をお届けすることにこだわっています。
飽食な現代だからこそ、1点だけでも身体に良いものにこだわっていただきたいという想いからです。
理由7:飛騨えごま油は、低温圧搾「玉締め搾り搾油」にこだわります。
搾る前に水分量を図ります。水分計で6%ぐらいを目安にしています。
![水分計](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2016/10/IMG_1835.jpg)
搾るのは「生搾り」と「焙煎」の2種類です。混ざらないようにするため、同じ日に搾ることはありません。
綺麗に選別されたえごまをろ紙に入れて、濾布で包みます。
![エゴマを濾紙につつむ](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2016/10/IMG_1818.jpg)
一度に搾るのは2~3キロです。無理に詰め込まず優しく濾布に包み込みます。
![えごま搾油](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2016/11/IMG_2402-e1479884003675.jpg)
飛騨えごま本舗の圧搾は、常温で低圧力で時間をかけて搾る「低温圧搾方式」です。
摩擦熱が発生しないので質の良い油が搾れます。
搾油機にいれて、ゆっくり圧力をかけていくと「えごま油」が搾り出てきます。
![えごまの搾油](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2016/11/IMG_2403.jpg)
最初は泡立っていますが、しばらくすると泡が消えて琥珀色の飛騨えごま油の完成です。
![搾り終わった飛騨えごま](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2016/10/IMG_1830.jpg)
搾り終わった後の濾布に包まれたえごまです。圧力だけで押しつぶして丸く固まるので「玉締め搾り」と言われるのです。
石油溶剤や粉砕搾油などと違い、純粋にえごま油だけが搾り出ています。
![飛騨生搾りえごま油](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2016/10/IMG_1834.jpg)
泡が消えて琥珀色の透き通ったえごま油の完成です。
手間暇がかかる製法で、科学的な製法に比べ抽出量も少ない玉締め搾り圧搾ですが、高品質です。
農薬不使用・低温圧搾・無添加です。
![set](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2016/11/set-1.jpg)
まとめ:飛騨原産純国産えごま油、お勧めの逸品です!
栽培から選別、自社内で搾油までを行うことで、飛騨原産の希少えごま油を可能な限り、お求めやすい価格で提供させていただいています!
是非、他のえごま油と味比べしてみてください。
![TOP-w2](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2018/06/TOP1.jpg)