なぜ、今えごま油が注目されているのか?

油の種類
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健康寿命を延ばすためには栄養バランスのいい食事と適度な運動が不可欠です。

その中で、最近特に重要と言われているのが「油の種類」に注意する事です。油の種類

近年、サラダ油などの一般的な食用油にはオメガ6脂肪酸(リノール酸)が多用されています。
そして、その摂り過ぎにより、身体に慢性的な炎症が発生して脳や血管が衰え、さまざまな病気を招いている事が問題視されているのです。

そこで注目されているのが「オメガ3脂肪酸」です。
これはオメガ6脂肪酸の摂り過ぎの害を抑え、健康を維持する重大栄養素と言われています。

厚生労働省発表の「日本人の食事摂取基準(2015年版)」でも、成人のオメガ3脂肪酸の摂取目安量を、1日辺り1.6~2.4グラムと定めて摂取する事を推奨している必須脂肪酸なのです。
また、オメガ3脂肪酸は人体内では合成や蓄積ができないため、必ず食事など外部から摂取しなければいけません。

オメガ3脂肪酸は「魚油」からも補えますが、健康や美容に対する意識の高い人達から注目と関心を集めているのが「えごま油」なのです。

えごま油(飛騨地方では古くから「あぶらえ」と呼ばれ親しまれています)はシソ科の植物である「えごま」から搾られる天然の油で、オメガ3脂肪酸の一種の「αリノレン酸」を約60%という高率で含んでいます。

オメガ3脂肪酸を適切に摂取する事で、すでに血液中に含まれている中性脂肪や悪玉コレステロールを減らす、心臓病を防ぐなどの健康効果が報告されています。

1日小さじ1杯が目安

えごま油は一日小さじ一杯
えごま油は約60%がオメガ3脂肪酸なので、1日に小さじ1杯(約4.6グラム:約41キロカロリー)が1日の目安量となります。

注意しなければいけないのは、オメガ3脂肪酸は熱に弱いので、加熱せずにとる事が大切です。

また、それだけではなく、普段の食事で、オメガ6脂肪酸の摂取をできるだけ控える事も重要です。

 

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