認知症予防で健康寿命をのばす。

認知症予防
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日本は「高齢化社会」を過ぎ、「高齢社会」です。

少子化に関しては都市部では改善されてきているという調査結果もあるようですが、日本全体でみれば、やはり少子高齢社会に対しての対応策は遅れていると言わざるをえません。

しかし、高齢社会は悲観すべき事でしょうか?私はそう思いません。

高齢者が増えているというのは、日本が平和であり、医療や生活環境が整っているからであり、日本人として誇るべき事だと思います。
これからも日本が平和である限り、平均寿命はのびるでしょう。

認知症予防にえごま油

ただ、ここで大切なのは「寿命をのばす」のではなく「健康寿命をのばす」事です。
健康寿命とは身体的、肉体的な事も当然ですが、何より「自分の意思で日常生活を行う事」です。
これは認知症などの発症により、自分だけでなく、家族や周囲にも多大な迷惑をかける事になります。

高齢社会である現在、認知症は予防をする事が大切なのです。

日本はストレス社会です。
日々、生活している環境の中で、沢山の人がストレスを受けて生活していると思います。

同時に、食生活もファストフードや、コンビニ弁当などを常用的に食している人も多いのではないでしょうか。

この「ストレス」と「食生活(油の摂取)」が脳には良くないのです。

では、どうすればいいのか?
ストレスに関しては、人それぞれ内容も対応策も違います。また、適度のストレスは逆に脳への刺激にもなりよいとも言われます。

しかし「食」に関しては予防対策すべきと言えます。それは「摂取する油を意識する」ことです。

料理で使用されている食用油にはオメガ6脂肪酸「リノール酸」が多く含まれています。

リノール酸は、認知症・動脈硬化・脳梗塞・肺炎・アレルギーの一因になります。

これら、オメガ6系の油をまったく摂らないようにすると言う事は不可能に近いです。
大切なのは、有害とされる油を摂らない事ではなく、リノール酸が起因と思われる症状を抑制する作用をもつ「オメガ3(αリノレン酸)」をバランスよく摂取することなのです。

オメガ3は、リノール酸の過剰摂取による炎症を抑えるという作用があるのです。

オメガ6とオメガ3の摂取比率は四対一

リノール酸がすべて悪いかというと決してそうではなく、炎症反応や血管の収縮、血液の凝固作用など、病気や怪我などの不測の事態に陥ったときに必要な生体反応には必要なものです。

しかし、多くの日本人はリノール酸の過剰摂取した結果として各部位の炎症として認知症の発症やガンや心臓病などの原因となっているのです。

そこで、そのオメガ6の症状を抑える効果があるのがオメガ3です。
オメガ6(リノール酸)とオメガ3(α-リノレン酸)の摂取バランスとして理想なのは四対一と言われていますが、現代人の摂取比率は10対1に近いと言われています。

エゴマ油なら一日小さじ1杯

エゴマ油はα-リノレン酸を豊富に含んでいます。
「日本人の食事摂取基準(2005年版)」で成人のオメガ3の必要摂取量は、一日に2.0~2.9グラム以上とされています。

これはエゴマ油では小さじ1杯の量になります。

毎朝、エゴマ油小さじ一杯を食事に加えるだけで、認知症予防が期待できるわけです。
しかし、エゴマ油は酸化しやすく、酸化した油はその効果が激減してしまいます。

健康で長生きするためにエゴマ油を摂るならば、産地はもとより、新鮮度もしっかりと意識しましょう。

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