飛騨えごまの収穫が始まり、収穫の早い野麦峠のエゴマは、「調製」の最後「選別」段階です。
「調製」というのは
「収穫」えごま栽培:えごまの収穫(野麦峠)
「乾燥」
「脱穀」
「ふるいや唐箕でのゴミとり」えごま栽培:唐箕(とうみ)でゴミ飛ばし
「水洗い」えごま栽培:水洗いと乾燥
「選別」
を経て、製品にする事までをいいます。そして、えごま栽培の中で一番大変なのが「選別」だと私は思います。
なぜならば、脱穀後の幾多の試練をくぐり抜けた雑草の種などを目視で除かなければいけないからです。
知合いの農家で受け継がれている「選別」方法は、夜、居間で世間話をしながら、目と手だけはエゴマに集中してゴミとりをしたそうです。それは今も変わらないとの事です。
飛騨えごま本舗でも、同じように手作業と目視で「選別」を行っています。
一気に大量におこなうと見落としてしまう可能性も高くなるので、100グラム程度を目安に作業します。
選別方法は色々なやり方がありますが、私たち飛騨えごま本舗では黒いトレイに薄くエゴマを敷き詰めて上から順に目視で確認していきます。
えごまの実に混じって、雑草の種などがあります。↑の写真では中央にあるものがゴミです(^_^;)
複数回、唐箕(とうみ)で軽いゴミを飛ばし、3回の水洗いで重いゴミも除去されているので、さほど多くのゴミはありませんが、良い製品をお届したい一心で頑張っています。
無事「選別」されたエゴマの実がお届けできるまで少々お待ち下さい!!
飛騨えごまは、高地栽培で油の含有量が多いのが特徴です。