黒にんにくは、普通のにんにくを熟成させる事で作ります。
熟成させるというと、なかなか素人には難しく聞こえるかもしれませんが、実は一般家庭にある電化製品で作ることが可能です。
■準備するもの
・使わなくなった電気炊飯器
・にんにく(できれば国産がよいでしょう。)
なぜ、使わなくなった炊飯器なのかというと、熟成には最低でも20日以上かかるのが理由なのですが、その他に注意すべき事があります。
理由は、炊飯器で熟成する過程で強烈なニンニク臭がでる上、その臭いは消えにくいです。
そのため、黒ニンニクの熟成用に使用した炊飯器でまたご飯を炊くのはおすすめしません。
熟成自体は炊飯器の保温機能を使い、待つだけなのでそれほど難しいものではありませんが、その間中ニンニク臭が周囲に蔓延するので、生活環境の中(台所の隅など)で作るのは避けた方が良いでしょう。
可能であれば 室外の車庫や目張りで密閉できる部屋など、人があまり行き来しない場所を用意します。
ニンニク臭(とりわけ熟成過程の保温状態の時)は、やはり臭いですし、臭いが他にも移ります。風の流れで洗濯物などの臭いが行かないように気をつけましょう(特に隣人の迷惑にはならないように注意しましょう)
場所が確保できたら、炊飯器にニンニクを入れて保温状態にして、20日間程待つことで、熟成黒ニンニクができます。その間「どれぐらいできたかな?」とふたを開けたくなる衝動にかられると思いますが、じっと我慢しましょう(*^▽^*)
ただ、外気温やニンニクの大きさ、その他の要因で安定した熟成を行うには何度かやってみることになると思います。
自家製もいいですが、専用の熟成室で熟成醗酵した「匠の黒にんにく」をおすすめします(*^▽^*)