オメガ3系脂肪酸である、αーリノレン酸を多く含む「えごま油」
認知症予防をはじめ、様々な効果や効能がある事がしられています。
しかし、他の食用油と比べ、とても酸化しやすいため、保存には注意する必要があります。
えごま油の保存方法は

未開封の場合:
未開封ならば、高温多湿の場所を避け、光が入らない場所ならば常温でも大丈夫です。しかし、夏場などは室内の温度が上がりますので気をつける必要があります。
長期保存には向いていないので、過剰なまとめ買いはやめて、1~2カ月で消費できる量を都度購入するのが理想的です。
健康目的でえごま油を摂る場合は、特に保存には気を使いましょう。
酸化してしまった油は、かえって身体の毒になります。
開封後の場合
えごま油は、開封すると急速に酸化が進みます。
開封後は「必ず」冷蔵庫に保存し、1ヶ月をめどに使い切るようにしましょう。
1日の摂取目安量は、大人の場合スプーン小さじ1杯(5グラム)ですので、食べる人数にもよりますが、あまり大瓶ではなく、適切に食べきれる量の瓶を選びましょう。
開封後、60日を過ぎると、期待する効果はないと考えても良いでしょう。
量ではなく、質で選びましょう。
保存方法も大切ですが、それ以前に購入するえごま油の質にも気をつかましょう。
テレビで放送した事をきっかけに、ネットショップや店頭におおくの「えごま油」が販売されるようになりました。
値段や内容量に関しても千差万別ですが、安さや量で選ぶのではなく、生産地や製造方法がわかるものを選びたいものです。
安価で手に入る食用油は、薬品を使って抽出する方法を使っている場合が多いようです。
その場合、低コストで抽出できるので安価にはなりますが、栄養は損なわれてしまいます。
健康のために摂る油であれば、質に気を使いましょう。