オメガ3油はアルツハイマー型認知症に対する治療効果はない!?

物忘れが気になったら
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近年、スマートフォンなどの電子機器の発達により、考える前に調べるという行動をする人が多くなりました。

その結果、近年若年性痴呆に繋がるとの見解もあるようです。

物忘れが気になったら人間は考えたり、思い出すと言う行為を行うことで脳細胞を使用し、神経細胞のアンテナであるシナプス(接合部)の細胞膜を維持、増殖させることで脳の活性や記憶力の維持強化を行っています。

それを考える事、思い出す事はスマートフォンに依存し、生活はほとんど毎日同じ、会社と家との行き来という惰性で暮らしていると、脳は退化して行くのです。

オメガ3油はアルツハイマー型認知症に対する治療効果はない!?

米国で行われた検証で、エゴマ油や、DHAに多く含まれるオメガ3油を3ヶ月間摂取するだけで記憶力が改善したという報告があります。

3ヶ月というのは、神経細胞のアンテナであるシナプス(接合部)の細胞膜などの重要な部分を構成する脂肪酸が入れ替わるのに必要な期間と考えられています。

逆をいうと、すでにアルツハイマー型認知症が発症しており、シナプスが消滅し、神経細胞本体がダメージを受けてしまっている場合はそれ自体を再構成する事が出来ないと言う事なのです。

オメガ3油は認知症予防として効果がある!

この事から、オメガ3油は認知症の予防や発症時期の先送りに役立てる効果が期待できるのです。

物忘れが気になりだした時、オメガ3油を積極的に摂っていれば、脳の記憶中枢である海馬(かいば)などを保護し認知力も維持しやすくなると考えられています。

ウツ症状の改善も確認

先にあげた、脳の記憶中枢である海馬のすぐ隣にある扁桃体(へんとうたい)は、感情の動きに深く関わっていて、不安を抑制するなどの働きを担っています。ウツなどの症状がある人は、この扁桃体の働きが弱くなっています。

オメガ3油を摂取する事で、扁桃体の働きが正常になると、ウツ症状が改善される効果も期待できるのです。

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