テレビで「認知症予防に効果あり」と放送されてから、注目を集めているエゴマ油ですが、飛騨地方では昔から常用食として親しまれている油です。近年、その収穫の手間とコストがネックになり収穫量も減っているのはとても残念な事ですが、飛騨えごま本舗では飛騨地産のあぶあえ(えごま)の素晴らしさを広く認識していただき、栽培量を増やしていけるように頑張りたいと思っています。
「エゴマ」は飛騨地方では「あぶらえ」と呼ばれ親しまれています。
あぶらえは、ころいもなどの和え物、五平餅、おはぎなどのタレに使われ、飛騨では祭りなどには欠かせない食材です。
また、家庭料理なので、その味つけはそれぞれの家庭で違います。
そんなあぶらえですが、歴史は古く、江戸時代から食用や灯明の油として重宝されていました。
あぶらえの最大の特徴は、油脂成分であるアルファ・リノレン酸を豊富に含んでいることです。
その含有量は菜種油や大豆油に比べずば抜けて多く、一般的なごま油のなんと百倍!!
認知症予防の他に、TVなどで紹介されている効用としては、生活習慣病で問題と言われている、中性脂肪を低下させて血栓症等の防止の予防や、花粉症やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、気管支ぜん息を改善が期待できると言われています。
また油なのに体脂肪になりにくいのも素晴らしい。
飛騨地方は健康寿命が長いと言われますが、エゴマ効果もその一つにあるかもしれません。
エゴマってすごい!!