現代社会の病のひとつに「うつ病」があります。
うつ病の原因は「ストレス」が原因の場合が多いです。
うつ病を発症する「ストレス」には大きく分けて4つあります。
(1)精神的ストレス
(2)構造的ストレス
(3)科学的ストレス
(4)温・湿度のストレス
このように、うつ病の原因となるストレスには種類があります。
えごま油が「うつ病」に効果ありと言われていますが、上記すべてに当てはまるわけではありません。
まずは1~4のストレスはどのようなものなのか理解しましょう。
1:精神的ストレス
これは人間関係などが起因する事が大変多く、「ストレス=人間関係」と直結してイメージする人も多いのではないでしょうか?
それ以外にも、そのものに接する事で「嫌だ」と感じるものはすべて精神的ストレスに入ります。 仕事や勉強が嫌だと思う事も入ります。
2:構造的ストレス
構造的ストレスとは、身体のゆがみを指します。
これは自律神経失調症にも絡んでいます。
自律神経とは全身の器官をコントロールするため、意識していなくても脳と活動情報をやりとりしています。
身体にゆがみがあると正確に情報が伝わらず、これが「脳のストレス」となるのです。
うつの原因に関係するといわれるゆがみは、頭蓋骨・あご・全身の筋肉、背骨・骨盤などがあります。
虫歯などを放置して、無意識に片側の歯ばかりを使って咀嚼している人などはあごがゆがみがでます。
3:科学的ストレス
科学的ストレスとは「薬・お酒・栄養不足や過剰摂取」からくるストレスです。
お酒はたしなむ程度なら「百薬の長」とも言われていますが、飲み過ぎると身体にストレスをかけます。
薬は現代の医学には無くてはならないものですが、副作用というリスクが存在します。当然、身体へのストレスに繋がります。
これはジレンマになりますが、睡眠薬や抗うつ剤、精神安定剤などにはかなりの副作用があります。
「うつ病」と診断されて処方される薬が新たな身体的ストレスを生んでしまうという連鎖現象が懸念されます。
同じように偏った食生活による栄養不足や、一部栄養素の過剰摂取なども身体的ストレスに繋がります。
これは脳の神経細胞への影響が原因です。
4:温・湿度のストレス
温度と湿度が適切な環境でなければ、当然身体にストレスがきます。
今年の夏は暑い日が続き、湿度も高いため不快指数も高かったですよね。
この不快指数というのがストレス度合いといってもいいでしょう。
このように、一言で「ストレス」といっても様々な種類があります。
これらのストレスが原因でうつ病が発症する場合があるのです。
では、えごま油はどのストレスに対して効果があるのでしょうか?
精神的・科学的ストレスにはえごま油!
精神的ストレスは脳細胞が弱っている状態と言えます。
なので脳細胞を元気にすることで「うつ病」の治療ができるといわれているのです。
えごま油に多く含まれる成分「αーリノレン酸」は体内で「DHA・EPA」の成分に変化し、
脳の神経細胞を活性化させます。
科学性ストレスは栄養素のストレスともいえます。
現代人は、食用油に多いオメガ6脂肪酸(リノール酸)を摂りすぎています。
オメガ6は、サラダ油やマーガリン、インスタント食品などに多く含まれ、食生活に根づいているため、これらを摂らないようにすることは難しいでしょう。
そして、オメガ6系の油を摂りすぎることにより、全身に炎症を起こし、
科学的ストレスの原因となっています。
また、うつ病だけでなく、ガンや心臓病、脳卒中、アトピー性皮膚炎、ぜんそく、食物アレルギーなどの現代病の原因でもあるのです。
ではどうすればいいのか?
えごま油でオメガ3を摂取し、オメガ6を中和する。
オメガ6系の油を摂取しないようにするのではなく、オメガ3との摂取バランスで中和すればよいのです。
これにより、科学的ストレスが軽減されると、それを起因とする「うつ病」に効果がでるのです。
このように、単純に「うつ病」に効果があるということではなく、
「うつ病」の種類によって、えごま油は効果がるのです。