老化や病気になる最大の要因と言われる「活性酸素」
人間を含むほとんどの生物は、酸素を使って身体の中で栄養分を分解し、エネルギーにしています。
酸素は人間にとって必要不可欠なものですが、 呼吸を通して体内に取り込まれた酸素はエネルギーを作り出す代謝の過程で不安定な状態になり、約2%が活性酸素となります。
それだけでなく、紫外線や食品添加物、タバコなどは活性酸素の発生に関係があり、特にタバコは1本で100兆もの活性酸素を発生させると言われています。
また、ストレスも要注意で、ストレスホルモンの一種コルチゾルが免疫機能を停止させてしまうだけでなく、その生成時に活性酸素も発生させるのです。
活性酸素は細胞レベルで障害を起こし、病気発生の90%以上に関与しているといわれています。
・しわ、ほうれい線による老け顔
・肝臓機能の低下
・しみやそばかす
・悪玉コレステロール(LDL)との結合による血管障害
上記の症状含め、ほとんどの生活習慣病は、身体が活性酸素との戦いに敗れた結果とも言えます。
特に、40代を過ぎると抗酸化能力が低下し、活性酸素が体内に蓄積されやすくなります。
その結果、老化、シミ、しわ、白内障、関節炎などやがん、動脈硬化、糖尿病、肝機能障害、アレルギー、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病が発症しやすくなるのです。
逆に言えば、活性酸素を除去することにより、様々な病気の予防・改善が可能になるということです。
抗酸化物質を意識的に摂取することが、アンチエイジング(抗加齢)やがんなどの生活習慣病の予防につながるのです。
発酵黒にんにくは長時間熟成させることにより、強力な抗酸化作用と抗がん作用がある「S-アリルシステイン」が通常のにんにくの約4倍に、動脈硬化などに効果があるとされる「ポリフェノール」「シクロアリイン」なども数倍から数十倍に増加することが日本食品分析センターで明らかにされました。
また「ポリフェノール」には抗酸化作用もあり、「S-アリルシステイン」との相乗効果により発酵黒にんにくは通常のにんにくの約10倍の抗酸化力があるといわれているのです。
その強力な抗酸化作用は、美容と健康にも役立つことが注目されています。