五平餅にはやっぱりエゴマ(あぶらえ)

えごまタレの五平餅
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えごま油がαーリノレン酸を豊富に含んだ、すぐれた食品と認められ大人気です。

飛騨では五平餅のタレにえごまを使います。

えごまは、岐阜県飛騨地方では「あぶらえ」と呼ばれ、昔から親しまれている食材です。その中でも、私が子供の頃から大好きだったのが「五平餅」です。クルミやゴマを使ったタレもありますが、あぶらえのタレにはかないません。

気をつけなければいけないのは、香りを出すために、最初にフライパンで煎りますが、注意しないとすぐ焦げます。また、αリノレン酸は熱に弱いので、あまり煎り過ぎるのはダメです。

でも、煎る時間と温度、あぶらえタレをつけてから焦げ目をつける炙り時間をしっかり意識すれば、α-リノレン酸の欠損も少なく、美味しく健康効果も期待できる素晴らしい料理になります!!

えごまタレの五平餅

五平餅の簡単レシピ

作り方は簡単!

(1)えごま(あぶらえ)を軽く煎り、香りを出します。それをすり鉢やフードプロセッサーにいれ細かくします。
細かくしたエゴマに醤油、みりん、砂糖を入れタレを作ります。

(2)炊いたご飯を、すり鉢などで粗めにつぶします。この時、あまり潰しすぎず、お米の触感も残すのが大切です。目安としては、きりたんぽまでは潰さず、おはぎよりは潰す感じです。

(3)割り箸を包むようにお米に蒔きつけ、小判形に形を整えます。↑の写真は薄めの板につけてますが、コンビニでもらえる割りばしでOKです。作ってすぐは形が崩れやすいので、そのまま冷めるまで待ちます。

(4)オーブングリルで両面に軽く焦げ目がつくまで焼きます。この時、箸の持ち手の部分が焦げてしまうので、アルミ箔などで包むとよいでしょう。

(5)(1)でつくったタレを両面にぬり、もう一度グリルで焼きます。
※注:焦げやすいので数秒~数十秒程度でOKです。

あぶらえタレの香りが最高

隠し技:銀の五平餅

少々焦げ目がついて、香ばしい良い匂いが食欲をそそります。
折角食べるなら美味しく食べたいですよね。

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