先日、野麦にある飛騨えごま畑の収穫作業を行いました。
平成最後のえごま収穫です。
今年は大きな台風が何度も来て難儀しましたが、なんとか収穫日を迎える事ができました。
しかし、強風の影響で倒れてしまった株も多くあり、そのため熟し方もかなりまばらです(T□T)。
![野麦のえごま畑](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2018/10/2018karitori00.jpg)
飛騨えごま本舗のえごま畑は乗鞍のふもとに近い高地にあります。
収穫方法は昔ながらの手作業となります。
![2018karitori01](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2018/10/2018karitori01.jpg)
先端の方は風が吹けば実が落ちるほどになっています。
慎重に伐採し、集めていきます。
![2018karitori02](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2018/10/2018karitori02.jpg)
集めたえごまの株を叩いてエゴマ実を落としていきます。
よく乾燥しているので、バラバラバラバラと心地よい音を出しながら実が落ちていきます。
![2018karitori03](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2018/10/2018karitori03.jpg)
ある程度実が溜まってきたら、ザルをつかって枝や葉を除いていきます。
そしてここからが匠の技、手持ちの唐箕を使い、エゴマから細かいゴミを分けていきます。
![2018karitori04](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2018/10/2018karitori04.jpg)
手際よくエゴマを混ぜていくと、あら不思議、ゴミだけが唐箕から落ちていきます。
![2018karitori05](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2018/10/2018karitori05.jpg)
私も何度もまねてやっていますが全然うまくできません。
![2018karitori06](https://hidaegoma.jp/aburae/wp-content/uploads/2018/10/2018karitori06.jpg)
とりあえず1日目終了です。
今年も綺麗な飛騨えごまが収穫できました。
今月末には高山市街のえごま畑でも収穫作業にはいります。
ここから乾燥、水洗い、選別を経て、皆様に今年の飛騨えごまが提供できます。